症状

変形性膝関節症

体重や加齢などの影響から膝の軟骨がすり減り、膝に強い痛みを生じるようになる疾患です。女性に発生することが多く、加齢、肥満、外傷なども変形性膝関節症の発症に関与していると考えられています。

半月板損傷

膝関節内にある半月板が損傷を受け、さまざまな障害を引き起こす疾患です。半月板は、膝関節においてクッションの役割や、軟骨の保護、安定化の役割を担っています。そのため、半月板が損傷すると、膝の曲げ伸ばしの際に痛みや引っかかりを感じるようになります。

オスグットシュラッター病

スポーツを活発に行う発育期の男児に生じることが多い疾患です。サッカーなどの膝に負担がかかるスポーツにより発症し、膝の下に痛みを伴う隆起が生じます。

ジャンパー膝

スポーツや運動などを過度に行うことで生じる慢性的な膝の障害です。膝蓋腱炎と呼ばれることもあります。ジャンパー膝は名前の通り、ジャンプや着地の動作を繰り返し行うことで発症しやすい疾患です。バレーボールやバスケットボールなどジャンプが多いスポーツを行う選手は膝に過度な負担がかかりやすく、発症する方が多くなります。

ランナー膝

スポーツなどを行うことで膝に生じる慢性的な障害です。ランニングやジャンプなど膝の屈伸を繰り返すことで膝の外側で炎症を生じ、痛みを感じるようになります。